迷える子執事 アフタに悩まされて

2014年03月23日

卯月待つ疏水に映えよ薄桜

 春分の日を過ぎ、暖かくなってきました。ただ春というと桜に似合いそうな晴天ばかりかというとそうではなく、時に”春の嵐”が時々吹き荒れます。一つは本州あるいは日本海を横断して発達してゆく低気圧によるもの。冬であればより南方を通過し、大雪を降らせたりしていました。もう一つは寒気によるもの。真冬程の強い寒気の流入はないはずですが、日中の地表気温が高いため大気擾乱が起きやすい。そのような状況では雷雲が発達しやすく、春さきも突風が吹きやすいと言われています。特に寒冷渦を伴う背の高い低気圧が近づくときにはさらに注意が必要と考えます。もちろん都市部は相対的に地表温度が高くなっているわけですから、都市近郊、特に都市部のエリアの広い関東地方では、春から初夏にかけても竜巻を含む突風に注意しなければならないのかもしれません。
 4月は新年度が始まる月です。新年度の計画立案も重要となります。まず研修医の教育についてでしょうか?今年カリキュラムにいれていきたいのはデスフルランの臨床使用についてとTIVA実践。特に後者は、うちではあまり力を入れてきませんでした。というのも、TIVAを実践するためには手術の操作によるストレスの強弱をプラクチカントが十分に認識していなければなりませんが、研修医にはこれが少し難しいこと。ただTIVAを一度は実践したいという研修医がほとんどなので、今年は手術の流れを示しつつ、TIVAを行わせるよう努力してゆきたいと思います。
医局員個々の目標設定も必要です。後期研修をすすめる上でmotivationを高めるためにどうしたらよいか?臨床研究のアイディアは?JB-POTを含めた麻酔科専門医以外の資格獲得に向けてどうするか?いつ採る計画か?またそのためには勉強会をどうするか?関連科の先生(循環器、心臓血管外科の後期研修医)にも参加していただければいいが。逆に経胸壁エコーについては、循環器科の先生に協力を要請し、何とかプログラム化できないかどうかも検討してゆきたいと思います。麻酔科専門医だけではなく、集中治療専門医取得にむけてもプログラム化をする必要があります。取得には2つの流れがあると思いますが、麻酔科専門医取得後、翌年に取得するコースと他科の日本集中治療医学会の認定する学会の専門医をすでにもっている方で、集中治療専門医取得を最短1年で目指すコース。後者の方が、今年いらっしゃるので、ICU研修、論文作成につき十分にサポートしてゆきたいと思います。
 また地域医療連携に関しては、同じ日赤である、舞鶴日赤、長浜日赤との関連性をどのようにしてさらに深めてゆくかを医局員全体で検討してゆきたいと考えております。

                     平田 学



mh5963ya at 08:52│Comments(0)

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