盛春のハーモニー荒天へ

2015年04月12日

バッカスの本拠地へ

昨日はNippon Neuromuscular Meetingに参加しました。外科サイドの話から腹腔鏡手術における最適筋弛緩深度など興味深い話もありました。腹腔鏡手術の気腹時はPTC12レベルが良視野を得るのによい深さだとのこと。この深度だと気腹圧を8mmHgとしても良い視野が得られるとのことだったと思います。また気腹圧があがるにつれて、右肩痛併発(気腹による横隔神経への影響が要因らしいが)割合が増えるとのこと。であれば適切な筋弛緩深度が得られるならば気腹圧を下げるのがベストと考えられますが、なかなか執刀医が履行してくれないのが現状だと思います。コミュニケーションの問題が大きいのかなという感じでしょうか。

著明な先生方は筋弛緩モニターの装着率の低さを嘆いておられました。これには正確なモニタリングの煩雑さがからんでいるとは思いますが、それなりに使えば、少なくともおおまかに深い筋弛緩状態を鑑別することはできると思います。なかにはいらっしゃいますが、時に不正確になるからつけないというのはいささか乱暴であると思います。スガマデックスを使用するようになっても残存筋弛緩による合併症はすべて駆逐できたわけではありません。慣れてくるとめんどくさがってモニタリングをしなくなる傾向にありますが、この講演会でもあったように臨床症状で確実に残存筋弛緩状態を否定できないのであれば、モニタングは”must”であるべきですし、その信憑性が疑わしいと思うのであれば、ロクロニウムの動態シミュレーションを行いながら補足すべきだと思います。疑わしきは罰するで深い筋弛緩状態であることが否定できない場合は4mg/kgで拮抗するほうが安全でないでしょうか?まれな再手術時のスガマデックス残存を懸念して、致命的ともなり得る残存筋弛緩を容認するなら本末転倒と考えます。

会の後は、S先生が予約してくれたライブハウスへ。私にはジャズは全く似合わないのですが、生ライブはものすごく臨場感があり大迫力でした。うとい私でもどこかで見たことのあるKeiko Leeさん。ただ気の毒にも風邪をひいていらっしゃってハスキーボイスでした。S先生に言わせると逆にレアとのこと。プロだと思うのはライブ前6時間に、おそらく即効性ステロイドだと思われる点滴をされ、ライブの時間に嗄声が少しでもよくなるよう調整をされていたこと。同郷の愛知県出身者として尊敬いたします。

ライブ後、小腹がすいたので定番のすしざんまいへ。24時間営業だと知って、S先生は驚いていました。そしてどこも労働環境整備が大変ですなーと。

本日はいささか寝坊し、9時。都営、メトロ、京成を乗り継ぎ立石へ。バッカス先生が大学にいってしまったので、酒神不在です。立石はノンべエの聖地といわれていますが、日曜は静かでした。この聖地をもっても日曜に朝呑みできる場所は見つけられず、散り際の桜並木の散歩で時間を潰したあと、12時開店のを店をやっと見つけました。昼呑み。おまかせ3点盛り、持つ煮込みが絶品で、日本酒、いも焼酎、ワインのどれにもマッチしました。次回は土曜日の深夜を狙って来訪し、しっかり楽しみたいとたくらんでいます。

                            平田学



mh5963ya at 19:12│Comments(0)

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