Heavy Recreation!現実逃避

2015年09月23日

健脚商売

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 昨日もフリーだったので、仕事のことは全く忘れ、丹波路へ。きっと秋の気配満載で気持ちが良いだろうとくりだしました。京都駅から嵯峨野線に乗り継ぎましたが、通勤時なみの満員です。太秦、嵯峨嵐山両駅でどっと降りてゆきましたが、大変です。車窓からですが昨日登った愛宕山が見えています。

 亀岡で電車を乗り継ぎ千代川駅へ。桂川を超え、田園地帯を歩きます。稲穂は色づき稲刈り直前です。こんなのどかな風景は京都市内ではあまり見かけません。
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 5キロ半歩いて、出雲大神宮へ。ここが元出雲です。出雲の由来通り、山から雲が湧いてくるようです。お社と御蔭山です。清楚で風格のある拝殿と何とも美しい山体です。途中には古墳があり、古代からの歴史を思い浮かべさせます。
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 帰りは亀岡まで歩いてみました。10kmほど、計15kmほどですが、昨日の愛宕山の山道に比べたらお茶の子さいさいです。帰路は一本道で北海道を彷彿させます。田んぼも秋のグラデーションを形成し、まるで関西の富良野です?
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 よく見ると田んぼの周りには曼珠沙華。近くでみると枝も葉もなく変な植物ですが、実はアルカロイドを持ち、有毒です。おそらく田んぼの周りには人為的に植えられているのでしょう。この毒を持って稲を食べにくる害虫を避けているものと思われます。生の象徴である稲穂と死の象徴である曼珠沙華が同じframeにありますが、全く違和感を感じません。生死は本質的には隣合わせで、生がなければ死はなく、死がなければ生はない。芥川龍之介の青年と死にもありましたが、それらは表裏一体で相互不可欠なものであるという暗示にも思えます。曼珠沙華の圧倒するような赤色はこの世のものとは思えませんが、ひきつけられる魅力があります。その花言葉はあきらめ、悲しい思い出等のnegative な意味合いと対照的に転生というpositive な意味もあるそうです。なるほどなと感じます。

 人の良きを見守っていく私達は、自身が健康でなければなりません。心も体も鍛えるためには歩きが役立つことを50前にして認識しました。これが賢人たちがそうしてきた理由でしょう。私も賢人たちほど歩けませんが、多少真似してみたいと思います。

                       平田学 



mh5963ya at 08:01│Comments(0)

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