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2013年11月23日

turn colors

今日も完全にオフの予定です。

明日は来週の機能評価機構の審査にむけて資料整備をしておくつもりです。

そろそろ4年目に入ったORSの検討について小規模なサンプリングをしてみたいと思うのですが。ORS施行-非施行で術直前、術中だけなら心拍数に差があるのは脱水の補正によるものと思いますが、術後も非ORS症例では心拍数が高い傾向にあります。手術侵襲による違いはありますが、非ORS症例ではCRPが術後高い可能性がある。単に循環血液量だけの問題ではなく、私には生理活性物質の関与が疑われてなりません。まず自律神経系の関与をはっきりさせるため心拍変動を調べればよいのですが、その測定器の調達さえ、一般病院ではままなりません。また血中カテコラミン値やRA系ホルモン、サイトカイン値を測ろうにも科研費もありません。ORSは単純であるためか、あまり臨床家からも科学的興味をそそられるものではないようです(まわりの若手の話を聞いても華がないと)。しかしこれほどコストをかけずに、ひょっとしたら予後にも関与するような手法について掘り下げない手はないと思いますが。ERASの一環としてだけではなく、ORS単独にもまだまだ興味をむけるべきと個人的には思います。

 

 昨日の抄読会は専攻医のM先生。またお題目を忘れ申し訳ありません。ICU24時間以上の人工呼吸期間を有する症例を選択。人工呼吸からの離脱→抜管前のATCあるいはPSをもちいたSBTはどちらが有用であるかを比較した論文。再挿管率等を比較していましたが、結果的にはアウトカムにほとんど差がないということ。

SBTの条件が甘すぎるのではないかという指摘もありました。ATCはチューブ抵抗を補正しているので、どちらかというと抜管後の状況を推定する方法。PSTピース法はチューブ抵抗は相殺されていないのでこちらの方が厳しいと思われます。すなわち、より呼吸予備能のある症例がセレクトされる可能性があります。そうなるとATC法をクリアした症例とに予備能に差を生じてしまう可能性があるのではないでしょうか?層別化がおそらく重要で、呼吸予備能がもっとシビアな長期人工呼吸症例で比較すべきだったのかもしれません。

 

 京都市内の紅葉はさらに深くなってきました。

 ボジョレー-ヌーボーも解禁されましたが、飲み過ぎて私自身がturn redしないよう気をつけたいと思います。さらにすすんでturn blueして1日ブルーとなりませんように。

 

                          平田 学



mh5963ya at 07:34│Comments(0)

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