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2013年11月25日

メソサイクロン

今日は昼から寒冷前線が通過し、天気が荒れそうです。

 これに伴い気圧が低下するため体調を崩す方が増えそうです。

 

 この寒冷前線が通ったあと(実はその次の前線が通過した後)強い寒気が入り季節は秋に終止符を打ち、冬となるそうです。今年の秋は本当に短かったと思います。

 これだけ早く寒くなるということは今年も寒くなるということでしょうか?やはり偏西風の蛇行が激しいのか。日本近海の海水温はさがりつつありますが、危惧されるのは台風ではなく、温帯低気圧。最近冬場の太平洋岸を通過する低気圧の発達度合が半端じゃないように思われます。昨年は比較的寒くなってからいわゆる爆弾低気圧が発生していましたが、もし偏西風の蛇行が冬場の早い時期からおこれば、これが12月中に発生する可能性があるのではないか。問題は低下傾向にあってもこの時期の海水温は十分に下がっておらず、上空-海表面温度差が大きくなる可能性があること(偏西風の蛇行が強ければ寒気も入りやすくこれがこの条件に拍車をかける)。問題は12月となれば都市部の暖房使用率は冬本番とかわりなくなり、都市部近郊での温度差が激しく、条件によっては局地前線を形成する可能性があること。それに向かって南岸で猛烈に発達する低気圧があると北東気流の強い流入をきたす可能性がある。言いたいことはすなわち、このような南岸に猛烈に発達する爆弾低気圧があり、強い寒気を北に伴っている場合には、東京近郊の北東側、埼玉、茨城、千葉北部に非常に大気が不安定な局所地域ができうることです。これは何を意味するか、大気が不安定な上に低層には北東の強い気流、上空には強い北西の偏西風。方向のことなる偏向気流が存在する、これは冬場でもこの地域にメソサイクロンを生じうる、これに付随する可能性の多いスーパーセルを生じうることです。個人的な妄想かもしれませんが、今年は12月にこの地域で発生する竜巻に警戒しなければならないのではないかと感じています。

 

 本日は月曜日、気合をいれて外来をがんばりたいと思います。

 

                      平田学



mh5963ya at 06:26│Comments(0)

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