2014年01月
2014年01月24日
もう?師走に笑えるために。
新年会の2次回、麻酔科をまわってもらっている救急部Y先生から”TEEの勉強会はいつからはじめるのですか?”と問われる。確かに12月以降、話が進められていない。一人での勉強は大変つらいもので、また自分の知識習得がどの程度なのか、また自分だけ的外れな勉強をしていないかどうかチェックできない。このことだけでも勉強会の意義がある。また勉強会で意見を交換しながら覚えたことは印象に残ると思われる。試験の最中に”ああ、あんなアホなたとえでよう覚えたな”と思えれば心強い。
出題項目は18項目に渡るため、6か月で一回りと思えば、月3回のペースとなる。
8月からは問題集や画像対策をしてゆきたい。まず最初の基礎3項目は適任かどうかわからないが、私が担当したいと思います。以降当番制、レクチャー形式で会を続けていき、院内のたくさんの人に参加してもらいたいと考えています。
私自身は試験を受けませんが、復習やさらなるbrush upができるだろうと考えています。
来年の師走には勉強会メンバー全員が笑えるよう心から望んでいます。
平田 学
2014年01月18日
エンタって?
昨日は金曜日でしたが、抄読会はありませんでした。採用を前倒ししたボルベンの説明会でした。
本日は外科系新年会。当番幹事なので、やらなければならないこともあります。私のメインの仕事は昨年の手術室関連統計のプレゼン。本日はアメとむちのアメのほうです。司会はM副部長。だんどり、根回しはS先生を中心に全部やってくれています。私達は駒として動くだけでOKです。サプライズもあるかもしれません。
ただ本日は夕方から雪になる可能性が高い。積雪の可能性もある。帰りにタクシーが捕まるだろうか?忘新年会では新たなエンターテナーやタレント性が発掘される人物が現れる。ただ一般の方々のなかには麻酔科医はタレント性のある個性集団と思われている節があります。以下外来での患者さんと私の会話。
私 「最後にいままでのところで、何かご質問はありませんか?」
患者さん(20台女性、扁桃摘出術を予定)「金髪じゃないんですか?」
私 「どっちかというと白髪ですが金髪には染めません」
患者さん「やっぱりひとーつ、ふたーつって数えて7秒で寝てしまうんですか」
私 「もう少しかかると思います」
患者さん「心臓の手術とかも2つ同時に麻酔・・・」
私 「絶対にしません」
テレビの影響って大きいなと思います。まだ麻酔科医というのがあまり世間的には、認知されていないということでしょうか?なにか特殊な才能を持っていると思われているのかも。
なんせ本日は新年会が成功することだけを願っています。
平田学
2014年01月12日
カオスの先にパノラマは展開されるか?
金曜日のブログの題名に”やる気のない”とnegativeなことを書いてしまいましたが、
ここ数日creativeな気持ちになれません。冷静に自己分析。①睡眠パターンの変化②正月明けの食の嗜好変化③運動不足④向上心を刺激するような情報の減少。
まるで”犬山橋”状態。犬山橋とは名鉄犬山線犬山遊園駅と同各務ヶ原線新鵜沼駅との間にあった道路、鉄道共用橋。写真のような状況で、車両と電車の接触事故も絶えなかった。
ちなみに写真に写っている電車は愛すべき”パノラマカー”。”カオス”です。
上記の分析に対する対策。
① 確かに最近起床時間は遅れていて、6時半位。通勤時間に余裕がないため、すべて電車で通勤しているか、あるいは京阪藤森から電車に乗っている場合が多い。従って冬の貴重な朝の太陽光を浴びるためにはもう少し早く起床する必要性があると思われる。従って休み中にも関わらず、何とか6時前に起きるように努力する。
② 食べたいもの、テンションのあがるものを食べてみる。昨日は11時半に天下一品に行き、スタミナラーメンの大を食べてみた。確かに一時的に元気になったが、GERD症状が強くなり、ややテンション下ル。momoでヨコワを買って食べてみたが、いまいちあがらず。
③ 確かに歩いていない。本日は歩きでHpまで往復しようと思う。もちろん天気もよいので太陽光を浴びながら。
④ このために”ロスジェネの逆襲”、”半沢”の続々編。3時間で斜め読みを行いました。
新刊なので詳しい話はしませんが、さらにもう少し”happy end”かなと思っていました。ということはさらに先がある。多分、いつかまたどこかの再建に出て行くのでしょう。鉄道会社や航空会社の再建等は派閥争いが絡みそうで面白そうです。火中の栗を拾うがごとくですが、電力会社にも切り込んで欲しい。その時は今回より固いバブル世代とロスジェネ世代の協力を見せて欲しい。
すべてを実践したら倍返しとまではいかなくても、倍くらいにはなりそうです。
追加ですが、先日犬山橋を通る機会があり、鉄道橋、道路橋が独立しているのを見て、びっくりしました。というか2000年には分離されていたのですね。ちょっとがっかり。
平田 学
2014年01月10日
ちょっとやる気のない金曜日
本日は救急部所属のY専攻医の発表。consensus on hypothermia in aortic arch surgery
弓部大動脈手術時の循環停止時の低体温はどのレベルが適しているかを考察している。もちろん低く設定しすぎれば、凝固障害、感染等のcomplicationが多くなる。逆に高く設定し過ぎれば、脳保護効果は弱くなる。筆者らはdeep hypothermiaすなわち14.1℃~20℃が最も治療効果が高いと考えている(脳保護効果が強く、合併症も少ない)。ただレビューにしては根拠となるデータの紹介が少なく、ものたらない感じ。当院ではチアミラール投与後、高目の27℃、moderate hyperthermia下に循環停止し、順行性の選択的脳潅流を行います。これより低いと止血に難渋するような気がするのですが。
今朝の通勤時に昨晩少々降雪した痕跡を認めました。連休中は冬型は緩むよう。やはり、1/15は南岸低気圧型。関西というより、関東で大雪になる可能性あり。寒気の北上が緩く、今回は降雪となる可能性大と考えます。
先日岐阜、東濃の三千盛という日本酒を飲みましたが、結構淡麗で飲みやすかった。あぶり烏賊と相性がよかったです。岐阜は米がうまく、隠れた銘酒がありそうです。今日はあまりやる気がないので、とりあえずちょっとだけ飲んで寝ます。
平田 学
2014年01月08日
雨→雪
本日は晴天でしたが、夜半より曇るよう。京都の最高気温は予想では10℃でしたが、ほぼ予想通りとなりました。ただ夕刻からの気温の低下はやや早く、18時の時点で、6℃台となっています。さて明日の降水ですが、関西では午前5時頃からの予想。先発の降雨域が大阪市街から東に延び、京都市南部をかするように広がっていく模様。明け方の最低気温は4℃台なので、平地では雨となる公算。しかしながら、米原などの滋賀県の山あいでは、最初は雪やみぞれで始まる可能性もある。低気圧はほぼ、中国、関西地方を横断する形(南岸型ではなく、北からの寒気を呼び込みにくい)なのと、上空の寒気が北に後退しているため、ほぼ雨でしょう。ただ気になるのが、本日夕刻からの気温の低下傾向、もし、平地気温が予想以上に下がり、上空に分離された寒気が入るようであれば、湿度によって、地域的に雪となる可能性は否定できない(東海北部)。
問題は今回ではなく、1/15頃通過する低気圧、恐らくこれは南岸型。さらに後方の寒気が強い。状況によっては寒冷渦を伴うかもしれない。このパターンは京都、大津市内で大雪となる可能性がある。その後の寒気の流れ込みも強く、北向き成分の風が強ければ、その後も京都府南部に雪雲が流れ込む可能性があり、さらなる降雪も否定できない。
またこの低気圧は東進に伴ってかなり発達する可能性もあり(上記寒気、場合により寒冷渦)
関東では大荒れとなる可能性もある。
いよいよ京都市内で雪化粧の清水を拝める時期にはいりそうです。
平田 学