2014年05月

2014年05月05日

既視感

 今日は新専攻医のI先生の初ICU当直。Y先生にカバーを無理やり押し付けてしまったが、昼間くらいはと思い、自主出勤。ところがHpの救急入口からけたたましく出ていく病院救急車と遭遇。2度あることは3度あるというのか、カイリシリーズが頭をよぎった。院内でたまたまY先生(ICU日勤)に遭遇したので、「ひょっとして心外から連絡はない?」と来たところ否と。とりあえず朝から戦闘態勢をとる必要はなさそうです。

 昼間のうちに5/8に行う研修医の先生向けの麻酔関連レクチャーについてスライドを作らければなりません。どちらかというと2年目よりは1年目を対象とするような内容を目指します。あまりmanicなものは出さず、できるだけ基本的かつ実用的内容で提示したいと考えています。新ロテーターのローテート前にあらかじめ実用的知識、技術を習得する目的で行うPHW(preliminary hands-on workshop)にも内容を活用したいとも思います。今年からはbimonthly位の頻度となるので原則私一人で受け持ち、英会話教室のように少人数対象に行う予定です。

 何とか夕刻にはスライドが出来上がりました。昼に1例、夕刻に1例の緊急申込みがありましたが、それはY and I先生におまかせ。私は非手術施行例群のeGFR推移に関するデータ取り。手術症例については検討してきましたが、よく考えるとコントロール群がない。あまり治療が腎機能に影響しにくいような疾患群を選び、地道にeGFRの推移がどうかを調べています。もちろん文献的には、単純に加齢によるeGFRの低下は1ml/min/1.73m2/yearと言われています。たいていの症例は確かにこのぐらいのペースで低下、ただ連続性をもって低下するのではなく、例えば12月の最低気温が日に日にて低下していくように、平均値がこの割合となるとなるようばらつきをもって低下してゆきます。ただ一つ不思議に思ったの年齢が80を超える症例のなかに、eGFRが全く低下して行かない症例が多数存在すること。最初は筋肉量低下に伴ってsCrが低下し、これが加齢による(agingによる腎硬化は単独でeGFRを低下させる要因となる)eGFRの低下を打ち消しているのだと思いました。しかし加齢による筋肉量の減少はせいぜい年1%ほど、この反映分は1%eGFRの増加に遠く及びません。またこの群にはいわゆる成人病の併発をあまり認めません。これも妄想ですが、これらの症例には腎保護遺伝子、場合によると臓器保護遺伝子が発現しているのかもしれません。

 データとりに疲れ、歩いて帰宅しました。一応本日はY and I先生のバックアップなのでビールを我慢して寝るつもりです。 

            

                      平田学



mh5963ya at 22:45|PermalinkComments(0)

2014年05月04日

もちろん、on course?あれ、off course!

結局、昨日はHpに泊まりました。N先生の初ICU当直に備えてでした。超緊急のC-Sのみがネックでそうしました。もちろん単独で超緊急C-SRSIは無理であり、自宅から私が呼び出されても、Hp到着までには最悪20分かかります。これでは間に合わない。

 ICUのトラブルシュートサポートはありませんでしたが、実は早朝にニアミス。緊急C-Sの申込みがありましたが、全麻でするほどの緊急性はないとのことでした。すでに術前外来も通っており、同意書も取ってあったので、日勤一番の対応となりました。

 

 9時半にHpを出て久しぶりに疏水沿いを南下。自宅まで7kmは歩きます。非常に良い天気。こういう日は外出せずに家飲みof courseon courseです。あては寄り道をしながら買って行きます。

 今日の方向性は2つ。和の代表はさばへしこ。骨を取って生のまま薄くスライスして、レモンをかけ、大根にはさんで冷酒一杯。洋の代表はカツ。いがやに寄ります。カツはとんかつだけでなくビーフカツの2種。それぞれに味わいが違います。

 昼は暑そうなので、ビフカツにビール。マイウ2。ぼくはビフカツにはワインではなくてビールです。エビスのハーフアンドハーフ(自分で買ってきて混注)が合うのですが、今日は買い忘れました。30分程、ちょい昼寝をし、贅沢な昼風呂→すがすがしい。そしてカルメール主体の赤ワインにとんかつ。とんかつのあぶらとカルメールは個人的には好きな組み合わせです。夕方からは西山と愛宕山をみながら冷酒とへしこサンドと計画していきます。

へしこは余ったら今度は焼いて、明日の朝の茶漬けにでもします。

 

 ちょっと飲み過ぎかもしれませんが、黄金週間中なのでご勘弁を。

 ただ羽目を外し過ぎてoff courseとならないように注意いたします。

 

                  麻酔科 平田学



mh5963ya at 18:15|PermalinkComments(0)

2014年05月03日

総診中

 私が勤務する病院は地域医療、プライマリケアに力を注ぐとともに一方で高度急性期病院を目指すとしています。そうなると総合診療領域のプログラムの立ち上げと救急集中治療コースの再策定が重要であると考えました。そこで勝手に某院のプログラムとして1階部分を総合診療または救急京、2階部分を集中治療とするコースを妄想してみました。今後関係診療科の先生方に見ていただくつもりですが、完膚なきまでに形が変わると思われます。

  X病院 後期研修
-総合診療および急性期集中治療コース

 

 当院は今後の高度急性期診療を担う救命センター併設型地域拠点病院である。従ってその性質上、重症集中治療と地域医療を施行できるハード、ソフト基盤を有するとともにその人材育成も担わなければならない。その目的のため救命センター、集中治療室、手術室等を含む部門を活用し、救急医療、総合診療と集中治療を有機的に統合した後期研修を行う必要性がある。

 研修期間としては5年を基本とするが、各目標に応じて変更可能とする。目標に専門医制度1階部分の救急専門医あるいは総合診療専門医取得、および2階部分として集中治療専門医取得とする。麻酔科標榜医取得を希望するものは研修期間後および初期研修を含め24か月の麻酔科専従歴を満たす様手術室勤務を配慮するものとする。またその中で希望があれば、手術室麻酔研修中に周術期経食道心エコーの個別指導を行うことも検討する。

 

1.    分類

A)救急集中治療コース

 6か月は急性期医療を行うための技術担保のため手術室における研修を行い、気道確保、循環管理、区域麻酔(ブロックを含む)の一定水準の技術を身に着ける。コース編入直後の3か月は手術室より始めるが、以降の3か月は研修期間のいずれに行っても良い。

 救命センター(救急ICU)に属し研修を行う。順次専門医試験受験に必要な手技、症例経験を積む。初期研修時に救急科を選択したものや救命センターの宿当直をしたものは救急職務歴に含まれ、最短3年次の12月には受験資格を得る可能性がある。同時に集中治療専門医取得に必要な人工呼吸管理、循環管理、血液浄化等の経験を積む。4年次の救急専門医試験に合格すれば5年次集中治療専門医の受験資格が与えられるが、これまでの期間内に集中治療関連の学術論文を執筆する必要があり、その指導を研修中に行うものとする。

B)総合診療科集中治療コース

 いわゆる1階部分の専門医として総合診療科を目指し、集中治療専門医を2階部分とするもの。18か月間の必須診療科研修とMまたはN赤十字病院等地域医療施設での研修後、総合診療科の専門医を目指すものとする。選択診療科の一つに呼吸管理、循環管理の技術担保のため麻酔科における手術室研修3か月を含むものとする。当院研修中は救命センター所属とし、集中治療専門医取得のための専従期間とするが、総合診療科研修中も集中治療専門医取得のために必要な人工呼吸管理、循環管理、血液浄化等の経験を積むものとする。4年次より(A)の集中治療研修部分に編入とする。

2.    取得可能な認定資格

 救急専門医または総合診療専門医

 集中治療専門医

 麻酔科標榜医

 JBPOT(周術期経食道エコー)認定医

A

救命センター

救命センター

救命センター

救命センター

集中治療部

;手術室3か月の研修を含む

 

B

総診(本院)

総診(関連病院)

総診(本院選択)

総診(本院選択)

集中治療部

 
 以上ですが、後期研修の期間として5年は長いという 意見が大半なので、4年+1年というやりかたが妥当かもしれません。

 あくまでも妄想ですので、くれぐれも現時点でご連絡等されないようお願いいたします。 


 本日はN先生初当直のため夜間はバックアップが必要かもしれません。状況により院内に泊まろうと思います。

                         麻酔科 



mh5963ya at 12:49|PermalinkComments(0)