2014年06月

2014年06月13日

西に比良山、東に琵琶湖

当直後、医局会を終え、朝の麻酔導入の手伝いを済ませた後、本日は午前中に退出させていただきました。自宅に帰って小1時間程仮眠をとった後、昨年の手術統計およびオカレンス報告等についてのデータ集めをしています。というのも夕方より、私達は湖西のとある町での泊まりがけの研修に参加するため移動を行います。その資料集めということです。その研修の中で、現時点の当院の問題点と将来の展望とその対策について、議論し、まとめた後プレゼンします。そしてこれが今後の方針にも反映されます。良いのは多職種がいろんな視点から議論できる点です。正直、夜は琵琶湖のさざ波の音しか聞こえませんが、西方は比良山系、東方は琵琶湖という雄大な自然に囲まれながら、他職種の方々と議論できるのは有用と考えます。

 お世辞ではありませんが、私達若手?の意見も病院の方針に活かされる可能性があります。自分たちの将来にも関わるのも事実です。

 この研修の後には、私にとって一つの楽しみがあります。帰りは比良山系登山の入り口である北小松からJRで帰ろうと思っていますが、この駅のそばにレストランひろせというすしやさんがあるそうです。ここのご主人は滋賀県という海がない県であるという理由だけで、魚に期待がもてないと思われるのが腑外ないそうで、仕入れや魚のしめについてかなりこだわっていらっしゃるとのこと。せっかくたまたまその近くに行くわけですから寄らないわけにはいかない。また感想をお伝えしたいと思います。

 

 本日の勉強会は、専攻医F先生が経験した、産褥期心筋症例についての提示。

この病態に関しては、術前からの管理、診断においても麻酔科医の関与が重要である点、

術後は集中治療を念頭におき対処することが重要であるとの結論でした。

 

 そういえば、先週の抄読会のタイトルさえも提示を忘れておりました。NEJMからで”Albumin Replacement in Patients with Sever Sepsis or Septic Shock” だったと思います。これはICUローテート後の研修医K先生によるものでした。だいぶ時間がたってしまって内容はかなり忘れてしまいました。いつもの晶質液 vs アルブミン製剤 matchにおいてはアルブミン悪玉説が優勢のなか、逆に弁護するような内容だったと記憶しています。但し、重症敗血症や敗血症性ショックにおいて。それもアルブミン製剤使用が予後をよくしたという内容ではなく、悪くしないというレベルだったと思います。

 麻酔管理上は、低アルブミン血症をきたした症例の、長時間かつストレスの大きい手術に関しては有用性がある気はしますが、時間があれば詳しく調べてみたいと思います。

 

 さて、そろそろ研修先へのバスの出発時間が迫ってまいりましたので、本日はこれまでとしたいと思います。久しぶりに真近で琵琶湖が見れるには楽しみです。

 

                          平田学



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2014年06月07日

 日が変わって思うこと

本日は上機嫌。京都駅付近での会食後。同じ学年の失礼ながら同志と意見交換。有意義でした。K君も同席、あいかわらずストレートな物言い。まあそれは彼の持ち味。

 すっかり先週の抄読会の内容紹介のための下調べを忘れています。御免なすって。

 世間の話題はプロポフォール。子供さんを亡されたご両親には全くお気の毒としか言いようがない。ICはしっかりすべきだったと思う。PISの確率は非常に低い。ただ起これば致死的となりうる。それゆえ添付文書は禁忌としている。それは当然だ。しかし小児で、プロポフォールを用いず、ミダゾラムやサイアミラールのような中長期間作用薬剤による鎮静を行った場合のデメリットや人工呼吸期間の延長に伴うリスクについてはほとんどのマスコミは報道しない。もちろん禁忌薬のメリット、デメリットに言及することなく使用したことが一番の問題ではあると思うが。

以前某県で確か血管インターベンション後にリドカインを中毒量使用し、リドカイン中毒死したと思われる事例につき、某報道は麻酔による死亡としていた。これは局所麻酔薬中毒による死亡であって、麻酔死亡ではない。場合によりこのような浅薄な知識によって報道はなされ、それに関しては訂正されることはない。マスメディアは一種権力を保持していると考えられ、ある意味権力の非統制使用ともとられる場合も散見される。

 福島の原発問題に関連しても、事実はどうあれ、とある劇作家の批判のみに固執し、その根底に介在する問題については目を向けようとしない。国家権力が右に動こうとも、左に振れようとも、少し離れたところから冷静に批判してきたのが健全なマスメディアである。なぜこの時期にきて国家権力の意向に同伴しようとするのか?

 私は現憲法擁護派ではないが、しくみとして憲法が安易に改正され、また国家権力をチェックすべきマスメディアがそれと迎合するなら、非常に危険な時代が到来する可能性があると考える。

 素人ながら司法においても似たような見解がある。人情裁判などという言葉もあり、むろん裁判官の心情に配慮して判決を表示する姿勢は人間らしいと思われるが、やみくもに世論に迎合しようとする態度があれば、それは受け入れられない。社会規律を鑑みて本来のはかりの番人としての役割を冷静に遂行してゆく姿にこそ私自身は尊さを感じる。

 

                         平田学



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2014年06月01日

 Hot chili in the beer garden

先週金曜日は医局会開催日であり、抄読会がありました。敗血症症例に対するアルブミン製剤投与と予後についての論文でしたが、うっかりしてタイトルをチェックするのを忘れたため、申し訳ありませんが、近日中に記載したいと思います。

 新入医員の先生方も緊急手術麻酔管理の襲撃にあっています。クリッピングに血管外科、RSI併用全身麻酔下C-S。何とかこなしており、たくましさが少しずつ出てきております。また定期手術では乳児例や透析例の血管外科等スキルアップしてきました。何とか秋には心臓外科麻酔にこぎつけられればと思いますが。

 心臓麻酔と言えば、TEE勉強会ですが、私の怠慢で全く進んでいません。多少余裕ができてきたので、近日中に再開、こちらも何とか8月には問題集へと進みたいと思います。

 昨日はICU日勤をしました。至らぬところばかりでご迷惑をおかけしましたが(突然の抜管決行、一応SBTはしています)、懲りずに今後もお願いいたします。

 

 初物がすきな私先々週の金曜には学生実習が一区切りしたとこじつけ、F君とともにビアガーデンに。八条口側の新都ホテルのビアガーデンがオープンしていたので、ここは遠方は西山、愛宕山、近傍は京都駅が一望できるビュースポットです。18時過ぎ(この日は症例管理が早目に終息し始め、早めにアシスタントでしたが帰れました)つきました。連日の陽気から、夜も暑いだろうと思って半袖、短パンでかけましたが、よるは18度。おまけにかぜも強く、隣のアメリカから来たと思われる旅行客もchilly!を連発し、スーパードライのウインドブレーカーをまとう程。私は奥歯をカチンカチン言わせながら、やっとのことで3杯のむのが関の山。おそらく唇はプールで長時間遊び過ぎた小学生のようにチアノーゼ様になっていたかもしれません。F君、ちょっとニヤッとしながら、先生、今日口数少ないですね。限界に達したため、近くの蔵倉へ緊急避難。熱燗の急速投与で蘇生しました。

 週明けに、初ビアガーデンはどうだったかと聞かれたため、もう、暑すぎて1時間いられなかったよ、今年もビアガーデンの季節はおわったなとワイルド大ぼらを吹いてみましたが、だれにも信用されませんでした。

 

 さて6月に入りますが、梅雨入りのじめっとした気候で体調を崩さぬよう、心身ともに鍛えて行きたいと思います。

 

                           平田

mh5963ya at 07:01|PermalinkComments(0)