2014年10月

2014年10月30日

fattyなものはおいしいのだ

やられました。福岡からの帰り、割引往復切符としていたので、みどりの窓口で指定を受けることとしました。なぜか1053分ののぞみだけは指定が空いています。ラッキーと思い窓側でと指定しました。阪急でおみやをかったあと列車がはいってくる14番ホームへ。あれっつ!Sinkansen 700 seriesのロゴ。700系やん。そして席についてガーン!そういえば700系って窓側とってもコンセント(すみません。正確には採電アダプター)ないやん。

わたしの電子機器を有効に充電しようとした試みは一撃で頓挫しました。確か700系の最高速度は285km/hに規定されていたはず。ということは京都到着は若干他ののぞみに比べ遅れることとなるでしょう。福岡発ののぞみはたまに700系で運用されることがあるそうです。昨日福岡入りしたときの列車はN700Aでした。途中神戸で乗降に時間がかかり、遅れを生じましたが、次の岡山ではすでに遅れを取り戻していたと思います。こういう時は自動回復運転モードを使用しているのでしょうか?カーブ前後での減・加速が違うような気がします。もうカーブの後半では加速し始めているような印象です。全てのカーブの曲率を含めたデータがコンピュータ入力されており、これに自らの速度を照らし合わせ、最も適切な加減速をリアルタイムで計算しているのでしょう。N700Asuper- artificial cruisingも良いのですが、700系の90年代の懐かしい走りも味があります。vcm_s_kf_representative_640x480
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昨日も博多についた途端食べにいきましたが、今日も博多をでる前に地下街の名代ラーメン亭で食べて帰ることにしました。ぼくは替え玉が好きで、固めを追加することが多いのですがこの日はやや二日酔いで、替え玉には手がでませんでした。でも朝から豚骨ラーメンはありです。ここは9時には空いていて、10時までの間はラーメンは注文できます。

 

少し時間があったため、阪急デパ地下へ。おみやのお米ロールを買った後、華味鳥のから揚げを買い、列車に乗り込みました。本日午後からK先生と臨床麻酔学会発表の最終打ち合わせをする予定なのですが、博多発の新幹線で空揚げ持ち込みとなれば、ビールを飲まないわけにはいかないので、K先生には悪いのですが、2本だけ飲ませてもらいました。夏休みにつき許してください。
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から揚げといえば、fattyなイメージですが、昨日のシンポジウムでは脂肪細胞から分泌されるアディポネクチンも生理活性物質としてあげられていました。千里の夏川先生の発表だったと思いますが、心筋梗塞後アディポネクチンの濃度は下がっていくようですが、その割合が大きいほど、梗塞範囲が大きくなる傾向があるそうです。梗塞直後のアディポネクチンの投与は梗塞範囲を縮小する可能性もあるとのこと。この話って吸入麻酔薬のpreconditioningとよく似通っているなーと思うのは私一人でしょうか?麻酔中のアディポネクチンの血中濃度なんて聞いたことないし、vivoで脂肪細胞にセボ等を暴露するとどうなるのでしょう。そうこう言ってるうちに京都についてしまいました。

 明日は東京へ移動です。

                       平田学



mh5963ya at 17:52|PermalinkComments(0)

"福岡ナウ"でもないか

  胸を張ってはんなり救急医と言いたいところだが、"チャッテ救急医"の私は現在筑前の国にいます。
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 参加されている方のプライバシーがありますので、かなり遠景になっていますが、会場です。
さっそく参加前 から気になっていた"炎症を科学する"のシンポジウムへ。
 アラーミンの状況による重要性の相違に関する久志本先生の講演が非常にわかりやすかった。外傷ではmtDNA、心停止後症候群ではHMGB1の活性意義が重要と、タイトルとおり、病態によって見るべきマーカーが異なると。また角先生の炎症の増悪には大まかにATPとその代謝産物であるアデノシンのバランスが関与しているという講演も面白かった。通常はATPがpro-にアデノシンがanti-に働くことが多いとのこと。ただATPはよくある話だが、状況により、炎症性にも抗炎症性にもはたらくとのこと。おそらく受容体の多様性と複雑なnegative-feedbackが関与しているのか?ただ激烈な炎症増悪には元々非常に濃度が薄い外液中に、組織中から圧倒的な勢いで漏れ出てきたATPが"surge"をつくり、これにATP→アデノシンという代謝経路が追いつかないのではないかと個人的には思います。ATPの放出を抑えるのであれば、ミトコンドリア機能保護を行い崩壊量を抑えるか、外液内ATP濃度を下げてあげればよいということになるはずです。現状では膜安定化(すなわち膜安定化がはかれれば、すくなくともnecrosisをおこしてアラーミンを細胞外に放出させることなく、アポトーシスであわるはず)を有効におこなえる薬理学的方法はないわけですから、除去しか臨床応用可能な手段がないということでしょうか?ATPはたしか500ダルトン強程の中分子物質だったのではないでしょうか?そうであればhigh-flow CHDFでかなり効率良く除去できるのではないかと考えます。少なくともnon-renalで、サイクルが出来上がる前に行う必要があるのでしょう。
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 福岡の学会は素晴らしい。ゴマサバです。京都に帰りたくなくなりました。
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 福岡でもうまい馬刺しがたべられました。芋焼酎と合わせています。
 しめに天神の屋台へと移動しましたが、目当ての店に着く前に寿司ざんまいを見つけてしまい、吸い寄せられるように入ってしまいました。やはり飲んだあとは寿司かな?
 まぐろざんまいセットと上アナゴで熱燗をやる。サイコー。今週末は臨床麻酔学会で東京なので、築地の本店でまぐろざんまいです。おすすめの時間は板さんの交代が朝の7時にあり、仕入れたものがこの直後からはいりだすと予測されるので、9時前位でしょうか? まあこの時間に寿司だけではなく酒を飲む根性があるかどうかだけですけども(発表もおわり、京都に帰る前ならOKでしょう)。
 研修医のK先生に周産期心筋症についての発表をしていただくので、帰洛したら仕上げをするつもりです。

                                          平田学

    

mh5963ya at 09:20|PermalinkComments(0)

2014年10月28日

グット、楽

 
 昨日は研修医の先生の"お疲れさん会"。ICUをまわったU先生も、麻酔科をまわったK先生もはんなりローテーターでした。ふたりとも美人ですが、アップできません、あしからず。ヨドバシにあるエビスバーでしましたが、なかなかのビールの味でした。

 先週からのイライラが継続しているのでリセット必要と考え、昼より夏休へ。こういう時は飛行機を見にゆくに限ります。
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  久ぶりの伊丹です。ドリームライナーがいました。taxingは軽快です。けっこうアゴがしゃくれています。
 離陸の際のエンジン音が静かという印象を受けました。

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  767でしょうか?夕闇のなか離陸してゆきます。
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  気が付けば5時をまわり、誘導灯も点灯され、幻想的な雰囲気をかもし始めます。伊丹の展望デッキも捨てたものではありません。ただ残念なのは、以前(911テロ前)まではエプロンの直上から展望ができ、真近から航空機が見られたのにそれができなくなったこと。
  だいぶ癒されたので帰ることとしました。ちょい遠くまできたので、お土産は一応京都では珍しい、神戸の白いチーズロールにしてみました。
  明日は福岡入りです。また面白いものを見つけてみたいと思います。
                             
                                平田学
 




mh5963ya at 22:09|PermalinkComments(0)

2014年10月27日

カモネギ

  昨日は来月から麻酔科をロテートしてくれる I 君に、休日に申し訳ないが、研修前ワークショップ、通称ABC(anesthetic basic course)を行いました。来月の新規は彼ひとりなので、なんとマンツーマンで施行しました。

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 スライドと動画提示を用いた小講義(眠くなるのでできるだけはしおりました)の後、シミュレーションへ。なかなか筋はよろしいようです。なおこの人形は私の名前が付けられており、なかなかの挿管困難なので、マックグラスを用いております。BISモニターのつけ方や筋弛緩モニターのつけかた等伝えましたが、1週間あるので忘れてしまう可能性もあります。また電子チャートシステムであるORSYSについては言及できなかったので、初日にという形になります。ローテート中の希望は?と尋ねたところ、大手術での輸液管理に興味があり、可能となった時点で当てて欲しいとのこと。またGDT教を伝授できそうです。ただ周術期という観点で言えばこのgoal-directed therapyという言い方は正しいと思いますが、術中の管理としてはこの言葉がしっくりいかないのですが。goal-directed fluid managementというような言葉のほうが私には想像しやすい気がします。ABCコースもだらだらとやっていると研修医の先生の負担となるので昼過ぎには切り上げました。
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 休日の医局に行ってみました。なかには20名程のDrs。私は短パンにTシャツととても医者には見えないいでたちだったので人目をさけるようにして自分のブースへ。相変わらず、本棚に何も入れていないのでがらんどうです。ゆっくり配置していきます。

 

 京都は深夜1時過ぎ位からでしょうか、激しい雷となりました。寒冷前線でも通ったのかと思いましたが、天気図をみるとcold frontが通過するのは9時位。ということは南からの湿った気流によるものということでしょう。激しい雷雨をもたらしているわけですから、西側にはかなり強い寒気があるはずで、今夜からはかなり冷えるのではないでしょうか?

また鍋で熱燗がすすみそうです。現況の天気と異なり、昨日は夏のような天気でした。
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川端七條まで出たあと、いつもの通り鴨川左岸を北行しました。日差しも強くかなりやけたと思います。かももくつろいでいました。堤の木を見ると若干色づき始めてはいますが、まだまだといった感じです。

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四条大橋から遠く三条大橋を臨んでいますが、人はそれほど多くありませんでした。


 昨日も
フジダイ”へ。今日はセーブしてと思っていたのに散財!お店側からしたらネギしょってきはったてな感じなのでしょうか?島根産のブリをゲットしてウキウキと帰宅。日が沈まぬうちから自己研鑽のため、ビール片手に一人症例検討会を開始するのでありました。

                            
                             平田学

                       



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2014年10月25日

破竹の勢いで

 またやられました。昨日は院内ICUの当直だったのですが、オンコールは専攻医I君。

夕方から朝まで臨時を引き続け、こちらもほとんど眠れませんでした。まさにその引きっぷりは破竹の勢い。

翌日、昼まで病院内で待機した後、新医局に行ってみました。総合医局ですが、部長ブースもあります。意外と広い印象。運び込んだ段ボール詰め込みの旧麻酔チャートも十分に収納されていました。外の景色は見えませんが満足です。

 

退出後、鴨川添いを北上いつものフジダイのタベルトへ。激安お買い得のぶり”がありました。野菜売り場には皮の向かれた破竹竹?いや、違います。珍しく高知しか取れない四方竹をゲットしました。明日はブリしゃぶと四方竹いりパスタでワインでしょうか?

そうそう忘れていました。昨日の勉強会はICUロテート中のU先生がしてくれました。

私は当直後の申し送りのため少し遅れました。ARDSに対する人工呼吸管理中において筋弛緩薬を使用するか否かで予後が異なるかといったような内容だったと思います。

 論文名を確認して後日記載したいと思います。

 

 本来は木曜に救急医学会に参加するつもりでしたが、一日前倒しで参加したいと思いますが、場合によっては日帰りかもしれません。何とか天神の屋台にいきたかったのですが・・

まあ新幹線の最終までということなら20時半までは大丈夫でしょうか。

 

                           平田学



mh5963ya at 08:21|PermalinkComments(0)