2017年07月

2017年07月26日

第2回府庁前ABC

 福井県鯖江市で作られている調味料にやまうにという変わった物があります。見た目は塩うにそっくり。そう思ってパクっと一気に食べると大変なことになります。辛い!原料にはゆずの皮と唐辛子が含まれていたと思います。餃子やたこ焼きにつけると絶妙にスパイシー。想像がつくと思いますが、刺身とも合います。白身だけでなく赤身のマグロとも合います。ちょっと辛すぎるとお思いの方は少し荏胡麻油を足すとマイルドになります。このように世の中には想像と違う味のものが結構歩います。

 やまうに

 強引ですが、想像と違ったと言わせてはいけないのが、麻酔科研修。昨日その研修への導入を急速さらには迅速とするため麻酔科事前研修(府庁前ABC)を行いました。日曜だったので、可能な限り短時間で行いましたが、“お作法”のかなりの部分は教えられたと思います。8月からは1,2年目合わせ6名の研修者となり、少しにぎやかになりそうです。交流会にも気合がはいりそうです。梅雨も明けたことですし、今年開園した大丸ビアガーデンでのビアパーティーなど企画したいと思います。

 

 先週土曜は府立医大(専門医育成プログラム)説明会に参加しました。医局長によると予測以上に多くの人が集まってくれたとのことでしたが、盛況でした。最近はあまり行われない“premedication(ビール2杯なのでlight premedicationに分類される)を行っていきましたが、すぐに雰囲気に溶け込めました。他病院からでしたが、見覚えのある顔、聞くと前の施設で“クリクラ”にきてくれていました。麻酔科学会総会にも連れて行きました。そのあとの宴会では、私が麻酔科医冥利に尽きる経験などを、酔いながらではありましたが力説した記憶があります。それが功を奏したかどうかは疑問ですが、ほぼ麻酔科医を目指すことを決めてくれているようです。学生時代のポリクリやクリクラの重要性を再認識しました。

 

 府立医大のプログラムは第一日赤、第二日赤、府立医大でのローテーション研修が中心となります。京都市内での研修が原則なので引っ越しの必要性はないと考えます。また関連施設からの研修者はその施設での研修も2年を上限として認めています。基幹病院を含め、各施設で後期研修医の募集を行っている場合もありますので、興味のある方は府立医大麻酔科医局あるいは、各施設事務にお問い合わせいただければと思います。20数年前の自分と彼らを照らし合わせてみると、今の研修医がしっかりしているのが認識できました。

 

                          平田 学



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