2019年07月

2019年07月22日

忙しさも梅雨明け

 先月は来年度の麻酔科専門医研修プログラムの申請締め切りに追われかなり忙しかったのですが、やっと今月になって落ち着いたという感じです。許認可を受ければ、当院独特の研修を施行してゆきたいと、科内で最終検討を行っている状況です。特に当院で強い、救急関連の緊急症例について経験を積んでいたただければと思っています。また当院には必要経験症例がバランスよく経験できますので、研修前期において基礎的な知識、技術の習得を必要症例数確保に対する不安なく行っていただけると考えています。

 少し進んだ研修として、希望があれば、新生児・乳児管理, 小児心臓麻酔, 緩和医療, ペインクリニックについては関連Aでお願いしている京都府立医科大学附属病院を中心に行えればと思います。他の市内医療機関として、京都第一赤十字病院を連携依頼しております。近隣施設という特性を活かした相互連携が図れればと考えます。

地域医療の重要性から、府内は京都府立医科大学附属北部医療センター、府外は大阪府済生会吹田病院、近江八幡市立総合医療センター、福井大学附属病院そして静岡赤十字病院と連携予定です。特に静岡赤十字は大まかには関東に属し、文化も習慣も関西とかなり異なり、同様に手術室や麻酔科を取り巻く環境も異なるため、関西を出た経験のない後期専攻医にとって新鮮な研修ができると思われます。

 
 専門医育成において、さらなる専門性や独自性を担保するため、今後さらに、東海, 関東、状況によっては、他地域医療機関との連携を模索してゆきたいと考えています。

                                平田 学



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